よりよい世界を築くための国際的目標- MDGsからSDGsへ 

2015年はMDGsーミレニアム開発目標ーの達成期限となる年です。
 
ミレニアム開発目標とは、2000年に国連で定められた開発分野における世界共通の目標であり、極度の貧困と飢餓の撲滅など2015年までに達成すべき8つの目標が掲げられています。
 
【8つの目標】
・極度の貧困と飢餓の撲滅
・初等教育の完全普及の達成
・ジェンダー平等推進と女性の地位向上
・乳幼児死亡率の削減
・妊産婦の健康の改善
・HIV、エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延の防止
・環境の持続可能性の確保
・開発のためのグローバルなパートナーシップの推進
 
結果、1日あたり1.25ドル以下で暮らす極度の貧困人口は半減し、初等教育に置ける就学率向上や、安全な飲料水の確保等、各分野において大きな改善が見られました。
 
そこで2015年9月25日に「国連持続可能な開発サミット」では、このMDGsに変わる新たな今後の目標として「持続可能な開発目標(SDGs)」を採択、貧困や環境など17の目標と169項目の具体的な達成基準が盛り込まれています。MDGsでは、途上国の開発に主眼が置かれていましたが、SDGsでは、全ての国が持続可能な社会を実現するために取り組むべき指標が掲げられています。
 
 
極度の貧困に苦しむ人々は19億人から15年で半減したものの
今でも開発途上地域では5人に一人は1.25ドル以下で日々生活をしています。
 
世界人口の9人に1人が栄養不良で、年間310万人の5歳未満の子どもが栄養不良が原因で死亡しています。
 
開発途上国の初等教育就学率は91%に達していますが、まだ5,700万人の子どもが学校に通えていません。
 
全人口の5人に1人は、まだ近代的な電力を使用できていません。また、持続可能なエネルギーの開発・利用を促進せねば環境を維持できなくなります。
 
22億人が一日2ドルという生活を送っています。安定的で賃金の良い仕事がなければ、よりよい安心のできる生活が手ににはいりません。
 
 
貧困や栄養不良、教育の問題は西アジアやアフリカ地域で未だ、解決すべき問題として収束しづらく、加えてエネルギー、食料事情や雇用、また環境にも言及しながら、地球に暮らす全ての人々が将来、持続可能な生活を営むために知恵を絞り、具体的に行動して行きましょうということです。
 
これから、世界がどのような方向に向かっていこうとしているのか。一度ご覧になってください。
 
 
■国際連合広報センター 参考サイト
 
■持続可能な開発のための2030アジェンダ採択 — 持続可能な開発目標ファクトシート